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旭化成株式会社様
T-4OO導入事例インタビュー

高精度AI翻訳T-4OOでコスト・労力・時間を大幅削減
ハイスピード&ハイクオリティーでさらなるグローバル展開へ

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世界の人びとの
“いのち”と“くらし”に貢献します。

旭化成グループの企業理念には、「健康で快適な生活」と「環境との共生」の実現という誓いが込められています。

旭化成ファーマ株式会社は旭化成グループの医薬事業分野を担い、骨粗鬆症治療薬の「テリボン」を主力製品とし、新薬の創出で世界の人々の健康を支えています。

日々の業務、研究・開発で英語を使用し、さらなるグローバル展開を目指しAI翻訳サービスT-4OOを導入。
導入後の変化や翻訳精度、使用感について伺いました。

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旭化成×T-4OOのポイント

  • スピーディーで高精度だから業務の効率化と英訳精度の一定化が図れた
  • 外国語やITリテラシーの障壁をなくして、誰でも簡単に翻訳できる
  • コストと労力の大幅削減で、グローバル関連業務の効率化・生産性向上が可能に

取材ご対応者様プロフィール

旭化成株式会社

IT統括部 戦略・企画グループ課長 大久保 純子 様(中央)

IT統括部に所属。T-4OOの契約や使用に関するグループ会社全体の取りまとめを担当。自らもT-4OOを積極的に活用し、外国語業務がある部署へ利用を推進。

旭化成ファーマ株式会社

臨床開発センター 臨床推進部 センター共通グループ・IT担当 関塚 雅之 様(右)

臨床開発部門におけるITシステムを担当。部門内でT-4OOの導入・運用や契約管理などを担当。

旭化成ファーマ株式会社

臨床開発センター 臨床開発部 課長代理 北見 彰啓 様(左)

新薬の臨床試験を担当。論文翻訳や海外提携先の英文ドキュメントの翻訳等にT-4OOを利用。

T-4OOの導入前の課題と導入のきっかけ

海外でも事業を展開する旭化成グループでは、英語を使用するシーンが大幅に増えてきています。
現場の担当者が抱えていた課題とT-4OOを導入したきっかけは何だったのでしょうか。

スピードとコスト、クオリティの不安定さが課題だった

関塚氏
海外企業とも協業しているので、英語等で作成された資料のスピーディーな通読が望まれていました。
また、規制当局に提出する申請資料(CTD)の翻訳を翻訳会社に依頼していたので、そのコストが負担となっていました。
翻訳会社に依頼すると、見積りだけでも時間がかかってしまいます。
翻訳の担当者によって英訳の精度が変わってくるという課題もありました。

大久保氏
英語が堪能な従業員がいる場合は、内部で翻訳をしていました。
でも、その従業員も翻訳が本業ではないため、手が空いている時にしか翻訳作業ができなかったのが実態。他の業務の合間に対応するため、時間的なロスが発生していました。

専門用語の翻訳精度の高さ、セキュリティ問題をクリアしたことがきっかけ

関塚氏
T-4OOの使用目的は、各国の規制文書等の確認や英文報告書の作成、また研究論文の概要把握が挙げられます。T-4OOは専門用語の精度が高いので、さまざまな専門分野において自動翻訳が大変役立つこと、また海外取引先とのメールのやり取りにも活用できるというのがきっかけの一つです。

T-4OOによって翻訳業務等の作業効率の向上が期待できているようです。また、T-4OO導入にはセキュリティ管理がしっかりしている点が評価されました。(ロゼッタ)

感覚的な操作が可能で幅広いITリテラシーの従業員が使える

4万人近い従業員がいる同グループ。
年齢やこれまでの経歴によっても、ITに対するリテラシーは様々でした。
T-4OOの使用用途、使用した感想について教えていただきました。

海外の研究論文やドキュメントを読むために使用している

北見氏
私が所属する臨床開発部では、医薬品開発における最終段階を担っています。臨床試験を推進して、新薬の有効性・安全性を評価し、当局へ承認申請を行うことで国から医薬品として製造販売後承認を取得しています。
私の主な業務は、治験の推進です。治験が実施医療機関で適切に行われているかをモニタリング・管理する業務です。
治験業務を推進していく中で医師と議論する機会は多く、治験のデータに関する議論、治験薬に関する情報提供、また海外承認薬であれば海外における情報も伝達していきます。海外の情報については、T-4OOを活用して日本語に翻訳し、また英文翻訳をして海外提携先への文章の作成を行ったりしています。

操作が簡単で、幅広い人たちがすぐに使いこなせる

北見氏
操作が簡易である、これが第一印象でした。マニュアルを読み込まなくても分野の選択方法、アウトプットの形式選択は容易にできましたし、翻訳結果を得るまで時間を費やすことがありませんでした。

関塚氏
部門内のT-4OO運用において、従業員に対しT-4OOの使用方法の説明等はせずに、マニュアルの参照先のみを周知しましたが、使用方法に関する問い合わせはほぼありませんので、分かりやすいシステムなのだと思います。

大久保氏
従業員のITリテラシーも様々ですので、全員が同じレベルで使いこなせないケースもあります。でも、先行ユーザーが少しガイドすれば、すぐに使えるようになっていきますね。

スピーディーな翻訳で作業効率が大幅に向上

北見氏
私はフリーサイト以外の翻訳ソフトを使うのは初めてでした。
論文執筆では原案を自分で作成して翻訳会社に委託しており、また、英語の文献、ドキュメントを読む際も自分で読解していました。
T-4OOを使用して感じることは、作業効率が大幅に変わったことです。今まではニュアンスの分かりづらい英文の翻訳には時間がかかりましたし、そもそも、英文を日本文と同じようなスピードで解釈することは困難でしたが、T-4OOの活用によって、これまで読解、翻訳にかかっていた時間が大幅に短縮できています。

精度も高いと感じました。分野を選択できることからその分野に応じた英文翻訳が可能であり、また、AIによる学習で翻訳の精度はますます向上することも期待できます。

T-4OOには対訳登録、統一用語など便利な機能がまだまだあり、今後は利用されている方々全員にそのような機能を使っていただけるように利用説明会の開催を検討しているようです。利用説明会で様々な機能を紹介し、より活用の幅を広げていただきたいと思います。(ロゼッタ)

翻訳スピードの速さと品質の一貫性に反響

英文を読解するには、日本語を読むよりも時間と労力を要します。
T-4OOの翻訳スピードと精度の高さは、社内でも反響が大きかったようです。

人による違いをなくし、英訳にかけていた労力をなくせた

大久保氏
IT分野を得意とする翻訳会社さんの中でも、担当者毎にアプリケーションに強い、インフラに強い、といった違いがあるわけですが、 担当者によって原文の理解度が異なると、翻訳品質も当然バラついてしまいます。
T-4OOはある意味「同じ担当者」が翻訳をしてくれるので、一貫した品質の文書が出てくるという安心感があります。
また、最近では、T-4OOを使って内部資料を英訳し、海外メンバーにすぐ共有できるようになってきており、翻訳スピードの速さが業務のスピードアップにつながってきた実感があります。

ちなみに、他の部署では、論文や契約書など、読むのに時間や労力を要していたものが抵抗なくスムーズに読めるようになっているようで、その意味でも業務のスピードアップにつながっていると思います。

T-4OO使用による品質の均一化、作業スピードの向上を実感されていました。(ロゼッタ)

多機能で精度の高い翻訳が実現

医薬品市場は、今後アジアにも広く進出していくことが予想されます。
多言語でより精度の高い翻訳、効率の良い作業・管理が一層求められるようになります。

需要が高まるアジア各国の言語も高い精度で翻訳

北見氏
現在、医薬品市場は、欧州や米国以外にもアジアが注目されており、今後アジアでの開発がより活性化すると言われています。
そういう環境の中で、英語以外にも様々な外国語を精度高く翻訳できるT-4OOは、弊社の中でも今後ますます活用の場が増えていき、非常に便利なツールになると思います。
他部署からも、中国語のドキュメントを翻訳する際に役立てている話を聞いており、活用の機会が増えてきているのを感じています。

翻訳アウトプットの種類の多さに感動、箇条書きにも対応してくれる

北見氏
業務上、論文を読解することが非常に多いのですが、PDFのまま翻訳する機能は重宝しています。原文との比較も容易に出来ますし、便利なツールで有ると感じます。

大久保氏
IT統括部が扱う資料の中には、文章ではなく、図+箇条書きという構成になっているものが少なくありません。
箇条書きによく使われる体言止めは、主語などが勝手に補充されることで違和感が残る訳になることが往々にしてありますが、T-4OOだと、そこがうまく翻訳ができているように感じます。

「辞書登録」「翻訳実績」で管理も便利に

大久保氏
IT統括部には英語ができる従業員が何人かいるのですが、 この人たちが自分の書いた英文や和文を使ってT-4OOにプロジェクト特有の表現などを学習させるようにしています。 辞書や訳文登録されたものは、他のメンバーが翻訳する際に活用できるので、 そういう意味では、小さいナレッジがT-4OOを介して共有されているとも言えますね。

あとは管理者として、翻訳実績を月次で確認して有効な活用促進につなげたりもしています。
同じファイル名の資料が何度も翻訳されていたりする場合は、 翻訳済みファイルを関係者が共有できるところにアップした方がよいとアドバイスすることもあります。

「使いにくい点は?」とお尋ねしたところ、「ありません」と即答いただきました。
イントラネット上では説明書等だけではなく、先行して利用している他部署からのナレッジを共有してもらえるように、「どの部署でT-4OOが活用されているか」がわかるようにしているそうです。(ロゼッタ)

T-4OOの導入で翻訳コストを大幅に削減

専門性の高い研究論文を英訳するには、高い費用をかけるのが通常でした。
T-4OOを導入したことで、大幅なコスト削減が叶ったそうです。

コストの大幅削減に成功

大久保氏
グループ全体で利用のとりまとめをしたことで、コストを大幅に削減できたと思います。 これによって、利用のハードルが劇的に下がり、今まで翻訳ソフトを使わなかったようなケースでもT-4OOが活用されるようになってきました。 例えば、海外のプロジェクトメンバーとのメールやチャットなど。これまでは「海外窓口」に頼っていた実務担当者が直接海外メンバーとのやりとりを進められるようになったという変化が、 もしかするとT-4OO展開の最大効果のひとつかもしれません。

論文翻訳、日々のメール、様々な場でT-4OOが活用され、言語に対するハードルも低くなったと感じているそうです。(ロゼッタ)

T-4OOの活用でさらなるグローバル展開へ

事業を世界進出させるためには、言語の障壁を突破しなければなりません。
これまで翻訳にかけてきたあらゆるコストを削減し、旭化成グループはグローバル展開を加速させていきます。

関塚氏
現状も海外取引先とのやり取りで英語・中国語を使用する場面がありますが、当社は世界中の患者様へ貢献すべく、海外展開に力を入れておりますので、英語・中国語以外の言語の使用頻度が高くなることが予想されます。
また医薬事業分野において、新薬開発のスピードアップは必須事項です。
自動翻訳を活用して、業務の効率化を図っていきたいと考えています。

北見氏
グローバル・スペシャリティ・ファーマを目指していく中で、FDA(アメリカ食品医薬品局)やEMA(欧州医薬品庁)とのやり取りが今後ますます増えると思われます。 また、アジアでの開発も今後は増えてくることが予想され、英語、その他外国語に精通していない人でもT-4OOを使うことで円滑なコミュニケーションが可能になると思います。

T-4OOは100ヶ国語以上が登録されています。各事業部門毎のニーズも満たせると考え、T-4OOのさらなる進化にも期待をもっているようです。(ロゼッタ)

T-4OOを検討されている方、まだ知らない方にメッセージ

北見氏
T-4OOは精度の高さからストレスもなく、業務の効率化にも繋がる便利なツールです。
分野の選択、AIの活用により、その分野の情報を学習してさらに精度が向上していくと思います。
医薬の業界だけでなく、様々な企業のニーズに応えられる翻訳機になると思いますので、是非一度活用してみることから始められると良いと思います。

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